「親が亡くなって、実家が空き家になってしまった。でも何から手をつければいいのかわからない…」
そんな状況に直面している方は、大田区でも年々増えています。
実は、空き家を放置しておくと固定資産税が最大6倍になるリスクや、建物の急速な劣化、近隣トラブルなど、さまざまな問題が生じます。
この記事では、大田区で実家が空き家になったときに最初にやるべきことを5つに絞ってお伝えします。
大田区の空き家は約4.8万戸。他人事ではありません
東京都23区の空き家数は、世田谷区に次いで大田区が約4.8万戸で2位となっています(住宅・土地統計調査より)。
大田区は古くからの住宅地が多く、戦中・団塊世代が住宅を構えてきたエリアです。今後も相続が増え、空き家がさらに増加すると予測されています。
「うちに限って大丈夫」と思っていても、相続のタイミングは突然やってきます。焦らないためにも、まず何をすべきかを知っておきましょう。
最初にやること① 通風・換気をする
空き家になったら、まず最初にやるべきことが換気です。
人が住んでいない建物は空気が滞留し、湿気がこもります。換気をしないまま放置すると、わずか数週間でカビが発生し、木材の腐食が始まることもあります。
換気の方法
- 対角線上の窓を2〜3箇所開けて風の通り道を作る
- 1回15〜30分を目安に定期的に実施する
- 梅雨・夏場は特に注意(湿気が多く劣化が速い)
できれば月に1〜2回は換気しに行くのが理想ですが、遠方に住んでいて難しい場合は管理代行サービスの利用も選択肢のひとつです。
最初にやること② 郵便物・公共料金を確認する
空き家の郵便ポストを放置すると、請求書や重要書類が溜まり、対応が遅れることがあります。
確認・対応すべき項目は以下の通りです。
- 郵便物の転送手続き(郵便局で無料手続き可能)
- 電気・ガス・水道の契約をどうするか検討する(完全解約すると再契約に費用がかかる場合も)
- 固定資産税の納付書の確認
特に固定資産税の納付書は見落としがちです。相続後の名義変更が終わっていない場合でも、税の支払い義務は発生します。
最初にやること③ 固定資産税の金額を確認する
空き家を所有していると、毎年固定資産税がかかります。そして注意が必要なのが「特定空家」の指定です。
特定空家に指定されると税が最大6倍に
通常、住宅が建っている土地には「住宅用地の特例」が適用され、固定資産税が大幅に軽減されています。しかし、建物が著しく老朽化・管理不全の状態になると「特定空家」に指定され、この特例が外れます。
結果として固定資産税が最大6倍になるケースもあります。
2024年4月から相続登記が義務化
2024年4月より、不動産の相続登記が義務化されました。相続を知った日から3年以内に名義変更登記をしないと、10万円以下の過料が科される可能性があります。
相続が発生したら、早めに司法書士に相談することをおすすめします。
最初にやること④ 建物の状態を確認する
外観・内部を一度しっかり確認しておきましょう。発見が早ければ、修繕費を最小限に抑えられます。
チェックすべき項目
【外観】
- 外壁のひび割れ・塗装の剥がれ
- 屋根・雨樋の破損
- 雑草の繁茂・不法投棄の有無
【室内】
- 雨漏りの痕跡(天井・壁のシミ)
- カビ・異臭
- 害虫・ネズミの痕跡
【設備】
- 消火器の使用期限
- 火災警報器の動作確認
- 水道・ガスの状態
特に消防設備は見落とされがちですが、万が一火災が起きたときのリスクを考えると早めの確認が重要です。
最初にやること⑤ 今後の方針を決める
建物の状態を確認したら、今後どうするかを家族で話し合いましょう。主な選択肢は以下の3つです。
売却する
最も手っ取り早い方法ですが、相場より低くなることも。まずは不動産会社に査定を依頼して現実的な金額を把握しましょう。
賃貸に出す
リフォーム費用が必要ですが、継続的な収入が見込めます。大田区は賃貸需要が高く、条件の良い物件は借り手がつきやすいエリアです。
管理しながら保有する
売却・賃貸の時期が来るまで、適切に管理しながら保有する方法です。遠方に住んでいる場合は管理代行サービスを利用することで、建物の状態を維持できます。
遠方にお住まいの方へ
「大田区に実家があるが、自分は遠方に住んでいる」という方は少なくありません。
毎月帰省するのは体力的にも費用的にも負担が大きいですよね。そんな方のために、私たちは大田区・品川区の空き家を月額8,800円〜(税込)で巡回管理するサービスを提供しています。
月1回の巡回・換気・郵便確認・写真付き報告書の送付を行い、現地に行かなくても建物の状態をご確認いただけます。
大田区上池台在住のため、緊急時にも迅速に対応できます。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ:大田区で実家が空き家になったら最初にやること5つ
- 通風・換気をする
- 郵便物・公共料金を確認する
- 固定資産税の金額を確認する
- 建物の状態を確認する
- 今後の方針を家族で決める
放置すればするほど建物の劣化は進み、税のリスクも高まります。まずはこの5つを実行して、落ち着いて今後の方針を考えましょう。

