「空き家を久しぶりに開けたら、ゴキブリだらけだった」「床下にネズミが入り込んでいた」
空き家は害虫・害獣にとって非常に住みやすい環境です。人の気配がなく、暗くて暖かく、食べ物の残りかすが残っていることもある。放置すればするほど被害は広がります。
この記事では、空き家に発生しやすい害虫・害獣の種類・被害の実態・早期発見のポイントを解説します。
空き家に発生しやすい害虫・害獣
①ゴキブリ
最も一般的な空き家の害虫です。暗くて温かい場所を好み、台所・洗面台・押し入れなどに巣を作ります。換気をしないと湿気がこもり、ゴキブリにとって最適な環境になってしまいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生しやすい場所 | 台所・洗面台下・浴室・押し入れ・冷蔵庫の裏 |
| 発見のサイン | 黒い小さなふん・卵の殻・死骸 |
| 被害 | 食品汚染・アレルギー・感染症リスク・精神的不快感 |
②シロアリ
空き家で最も深刻な被害をもたらす害虫がシロアリです。木材を内部から食い荒らし、建物の構造体を損傷させます。外から見ても気づきにくく、発見したときには手遅れになっているケースも多いです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生しやすい場所 | 床下・浴室まわり・玄関・雨漏りした箇所の周辺 |
| 発見のサイン | 羽アリの発生・床がスポンジのようにやわらかい・木くずのような粉が落ちている |
| 被害 | 柱・床・梁の内部腐食・建物の傾き・修繕費数十万〜数百万円 |
シロアリは雨漏りや湿気の多い場所を特に好みます。雨漏り対策と合わせてシロアリ対策を行うことが重要です。
③ネズミ
人が住まなくなった建物にはネズミが侵入しやすくなります。わずか2〜3cmの隙間があれば侵入でき、繁殖スピードも速いです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 侵入経路 | 配管の隙間・換気口・破損した壁・床下 |
| 発見のサイン | 黒っぽい細長いふん・かじられた痕・巣の材料(紙・布の破片) |
| 被害 | 電気配線をかじることで火災リスク・食品汚染・感染症・糞尿による悪臭 |
ネズミが電気配線をかじると漏電・ショートによる火災リスクが高まります。空き家でのネズミ被害は火災と直結することがあるため、特に注意が必要です。
④ハチ・アシナガバチ
軒下・天井裏・雨戸の隙間にハチが巣を作ることがあります。春〜夏にかけて急速に大きくなり、巣の近くに近づくと攻撃されることがあります。
- 発見のサイン:ハチが頻繁に出入りしている場所がある・ブンブンという羽音が聞こえる
- 対処法:自分では駆除せず専門業者に依頼する(スズメバチは特に危険)
巡回管理で早期発見するポイント
害虫・害獣の被害は早期発見が鉄則です。当サービスの巡回では以下の点を重点的に確認します。
- 台所・洗面台下:ゴキブリのふん・卵の殻がないか確認
- 床の感触:歩いてみてスポンジのようにやわらかい箇所がないか(シロアリの可能性)
- 室内の異臭:糞尿臭・腐敗臭がしないか鼻で確認
- かじられた痕:木材・配線・紙類にかじられた痕がないか確認
- 軒下・雨戸:ハチの巣ができていないか外観確認
異常を発見した場合は写真付き報告書でオーナーへ報告し、専門業者の手配についてご相談します。
自分でできる予防対策
換気を定期的に行う
害虫は湿気を好みます。月1回以上の換気をするだけで、ゴキブリ・シロアリが好む湿気のこもった環境を防ぐことができます。
食品・段ボールを残さない
食品の残りや段ボール箱はゴキブリ・ネズミの餌・巣の材料になります。空き家になる際は食品を完全に撤去し、段ボールも処分してください。
隙間を塞ぐ
配管まわり・換気口・破損した壁の隙間をパテや金属メッシュで塞ぐと、ネズミの侵入を防げます。
定期的な巡回管理
何より効果的なのが定期的な人の出入りです。月1回巡回するだけで「人が管理している建物」という状態を維持でき、害虫・害獣の侵入・繁殖を抑制する効果があります。
まとめ
- 空き家はゴキブリ・シロアリ・ネズミ・ハチが発生しやすい環境
- シロアリは建物の構造体を内部から損傷させ、修繕費が膨らむ最も深刻な害虫
- ネズミの配線かじりは火災リスクに直結する
- 定期換気・食品の撤去・隙間ふさぎが基本的な予防策
- 月1回の定期巡回管理が最も効果的な早期発見・予防策
「久しぶりに実家を開けたら何かいた」という状況になる前に、定期管理を始めましょう。大田区・品川区の空き家管理についてはお気軽にご相談ください。

